英語学習法

英語力を伸ばすメタ思考トレーニング

2019年5月10日

英語力を伸ばすメタ思考トレーニング

メタ思考トレーニングは、ビジネスにも役立ちますが、

英語力も伸ばしてくれます。

 

私自身、若い頃に英語に挫折していますが、

それは、メタ思考ができなかったせいなんじゃないか?

と思います。

 

でも、なぜ?メタ思考が英語力を伸ばすのでしょうか?

今日は、そのお話をしたいと思います。

 

 

メタ思考とは?

本題に入る前に、まず、メタ思考とは何か?について軽く触れておきます。

メタ思考とは、一つ上の視点から考えることを言います。

 

要するに、鳥の目とか、俯瞰とも似ていますが、

抽象度を上げて考えることを言います。

 

抽象度を上げるというのは、

たとえば、下のイラストを見て、

「豆ご飯」と答えるのが、一番具体的です。

英語力を伸ばすメタ思考トレーニング

でも、これを、穀物。

あるいは、主食。

あるいは、食べ物。

と表現すれば、抽象度はどんどん上がっていきます。

 

英語学習にメタ思考が役に立つ理由

「メタ思考については、わかった。」

「でも、それが、英語学習にどう役立つのか?」

 

この問いに関しては、

下記の本に記載してある具体的な2つのメタ思考トレーニングを元に、

お話しようと思います。

 

 

なぜ?が文化の差を埋める

メタ思考トレーニングの一つ目は、

なぜ?という問いを発して思考する方法です。

 

これを、英語学習にあてはめると、

文化の差を簡単に埋めることができるという利点があります。

 

具体的な例を出しましょう。

たとえば、

Aさんが「この部屋、暑いですね」と日本語で言った場合、

あなたなら、どうするでしょうか?

 

たいていの場合、日本人ならば、

  • 窓を開けたり、
  • クーラーを入れたり、

するはずです。

 

一方、英語で

This room is hot.とか

It's hot in this room.

と言った場合、

ネイティブは何をしてくれるでしょうか?

多分、何もしてくれません。

 

ここに、日本語と英語の文化の違いがあります。

日本語は、話を聞く側に責任がある!

のに対し、

英語は、話す側に責任がある!

のです。

 

つまり、どういうことか?と言うと、

「この部屋、暑いですね」と言う言葉を聞いたならば、

なぜ?そんなことを言うんだろう?と、

聞く側が読み取る必要があるのが、日本語なんですね。

だからこそ、

ちゃんと推測できない人のことを、空気が読めない!と揶揄するわけです。

 

一方、話す側に責任がある英語の場合は、

「It's hot.」だけでは、

誰も動きません。

 

窓開けて欲しいなら、

「Could you open the window?」と

話す側がちゃんと言えよ!ってことなんです。

 

ただ「暑いですね」という日本語を直訳しても、

いまいち伝わらないのは、

こういう事情があるからなんですね。

 

これを、

  • 英語脳を作ろう!
  • 英語で考えよう!

なんて言ったって、

慣れるまで、そうそうできるものではないですし。

 

そもそも、日本人なのだから、

とっさに日本語的に考えるのは当たり前のこと。

 

だったら、その代替案として、

日本語を英語に直す時に、「なぜ?」と自問自答する。

これで、OKです。

 

「暑いなぁ」と言いたい。

「でも、なぜ?」

「だって、窓開けてもらいたいから。」

じゃぁ、こう言おう。

「It's hot in this room,isn't it? Could you open the door?」

 

これで、ちゃんと、窓が開きます。

 

共通点を探すと話せるようになる

もう一つのメタ思考トレーニングは、

共通点を探す方法です。

 

要するに、

全然、違って見える二つのものの共通点を探す

というトレーニングなので、

やり方自体は、格段、難しいことはありません。

ただ、必死に考え抜くだけです。

 

ただ、本書に載っている例よりも、

英語の場合は、もう少し簡単です。

 

実際にあった例でお話しましょう。

中学生のレッスンで起きたことです。

ガサガサという紙の音を聞いて、

その状況を現在進行形を使って説明するという練習問題があったんです。

 

ところが、さんざん考えた挙句、

「紙をめくるって、英語でなんて言うんですか?」

と聞いてきた子がいました。

 

でも、これだとダメなんですね。

発想がそこで止まっちゃってるから。

要するに、

「単語がわからないから、話せない~。」

って理屈で終わってしまうんですよね。

 

一方で、すぐさま、

「Someone is reading a book.」

と答えた子がいました。

 

こちらは、

紙をめくる音だけど、言い方わからないから、

本を読んでいるに変えちゃえ!

そう発想したんだと思います。

 

こういうふうに、

たとえ、知らない単語があっても、

自分が知っている単語でなんとか説明する。

そのためには、

「あ、ここに共通点があるぞ!」

と気づくスキルが必要です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

私自身、

学校では、ずっと、英語を英語として勉強させられてきました。

単に、暗記して記憶して、機械的に書き換えて、

正解はたった一つだ!

そう教えられてきたのですから、

そこに、メタ思考なんて発想は、どこにもありませんでした。

 

でも。

自分がビジネスを始めたことによって、

捨てたはずの英語が、

必死に英語だけを学んでいた頃よりも、よくわかるようになったんです。

これは、ずいぶん、皮肉な話だと思います。

 

振り返ってみれば、

哲学よりのビジネスセミナーをさんざん受け、

哲学よりの本をたくさん読んできた、

これが、基盤になったんだと思います。

 

ですから、

ぜひ、メタ思考トレーニング、始めてみてくださいね。

決して、無駄にはならないはずですから。

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