英語学習者はレベルに関係なく、伸び悩むものです。
実際、こうした伸び悩みから英語学習をあきらめる人も少なくないので、
今日は、その解決法をお話ししたいと思います。
同じ英語学習をしない
ある程度のところまでは、サクサク進んだのに、
最近は、英語、全然、伸びていかないなぁ・・・
そんな嬉しくない実感って、誰もが経験あるはずです。
確かに、英語学習にそういう時期はつきものですが、
なんとか、その壁を超えたい!
そう思うなら、まずは伸び悩みの原因を突き止めることが大切です。
そもそも、英語学習って、ある意味、習慣化しています。
そのため、AレベルからBレベルへ上がっても、
その人なりのやり方って、なかなか変わらないんですね。
でも、AレベルがBレベルになった時点で、
その人自身、絶対に何かが?どこかが?変わっているはずなんです。
なのに、その変化を確認もせず、ひたすら今までと同じように頑張る。
これでは、どこかでピントがずれている可能性がありますよね?
ピントがすれていれば、
当然、頑張っている割には・・・なんてことになります。
つまり。
英語学習は、自分が足りない部分を補う。
そういう感覚で進めていくのが、一番手っ取り早いんです。
自分がダメな部分を見つける
というわけで、早速、具体的な方法へ進みましょう。
自分がダメな部分を見つけるには、
英語のテスト問題集を上手に利用しましょう。
私がおススメするのは、こちらです。
ポイント
TOEIC Bridgeは、語彙力にしろ、文法にしろ、英語力の基本になるものなので、以前の形式の問題集を選んでいます。
また、TOEICに関して、Listening&Readingを敢えて選んでいるのは、英語力はやはり、inputが8割だと思うからです。
また、それぞれの問題集のレベルについても念のため書いておきます。
ちなみに。
TOEICの試験そのものは、受けても受けなくても、どちらでも構いません。
公式のワークブックや問題集を準備するのは、あくまでも、英語学習の伸び悩みを解決するためです。
やり方はとっても簡単です。
問題集をとりあえず、解きます。
その後、答え合わせだけでなく、解答・解説をきっちり見て下さい。
完璧にできたものは、スルーして良いですが、
ちょっと?だったもの、わからなかった問題に関しては、解説をきちんと読みます。
ただし!
解説を読む目的は、通常の英語学習とは異なりますので注意してください。
具体的なやり方
わかりやすいように、画像を用意しました。
TOEICのリスニング問題の解説ページです。
リスニング練習では、確認のため、英文を見ながら再度CDを聞くことは、誰もがやっているはずです。
ただ、この時、
- 何故?聞き取れなかったのか?理由を考える
- 間違えた理由を考える
この2つも必ず、行ってください。
たとえば、
1、単語が聞き取れなかった理由は?
- 知らない単語だった→単語力アップを図る
- 知っている単語だった→音を覚える
2、意味はつかめたのに、答えを間違えた理由は?
- 単なる聞き間違い→リスニング力アップを図る
- その他→原因を探る
特に、最後の部分は、TOEIC特有です。
実際、TOEICは、結構、ひっかけ問題が多いんですよね。
その主な原因は、
- 自分の先入観
- 何かを見落としている
ことがほとんどです。
英語脳と日本語脳の差かもしれませんが、
とにかく!
こういうことも、正答が決まっているテスト問題集ならでは!確認できることです。
また、
英語を超えて、仕事やビジネスのスキルアップにもつながりますね。
あとは、集中してやるだけ
このように、自分の弱い部分を見つけて、書き出していくと、
おのずと、自分がやらねばならないことが、見えてきます。
あとは、そこを学習するだけですね。
あれもこれも!手を出せば、どれも中途半端になってしまいます。
まずは、自分が今、一番、弱い部分だけに集中しましょう。
注意ポイント
ただし、上記の問題集はあくまでも、TOEICテストのために作られたものです。
だから、自分が目指している英語力とのすり合わせは、ぜひ、行ってください。
たとえば、穴埋め問題などは、文法解釈的な部分も多く、もし、今、自分が求めていないスキルならば、とりあえずスルーしても良いと思います。
まとめ
人と言うのは、自分に甘いものです。
だから、英語学習に関しても、
どうしても、自分がやりたいことに、流されていきます。
だから、時には、
自分をシビアに見つめて、今の自分の最優先課題は何なのか?
逃げずに、ちゃんと、自分で認める作業が必要です。
さらに言うなら、
伸び悩みに悩んでいる今こそ!シビアにやるべき時なんです。
おそらく、英語力に差がでる、たった一つの原因は、
今すぐ、行動できるか?どうか?だけなんじゃないでしょうか。